みいと言う猫の話③みいは家族の一員

私と父で買って来た猫の家を置くと、みいは抵抗もなく出たり入ったりしました。

 私と父は遠巻きに見ながら

「可愛いなー」「可愛いねー」と互いに言い合いました。

みいは決して美人でも無く、毛色も茶色で普通の野良猫でしたが、母が動物病院に連れて行ってくれたおかげで、体の汚れも取れて少し美人さんになって戻って来ていました。

みいは「ここは安心できる」と思ったのか、父の膝から離れなくなりました。

私は抱っこしたかったのに、全く見向きもしてくれないのです。

父の動物大好きな気持ちは、猫にもちゃんと伝わるんだと思いました。

私も動物好きなんだけどなー・・・

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